2018年03月14日
音響ホーン
以前は40KHzのトランスデューサ(写真左)を使ってバットディテクターを製作していたが,
40KHz付近しか観測できない,という制約があった.
今回のバットディテクターでは,
広帯域で超音波を観測するためにMEMSマイク(写真右)を使っている.
ただ,トランスデューサは40KHz付近の感度は高く,
40KHzに限った感度の比較では,MEMSマイクは今一つな感じがする.
写真を見ればわかるように,
MEMSマイクの音響ホールは直径0.5mmしかない.
トランスデューサの方は,内部の振動板らしきものは,直径8mmほどある.
開口面積がMEMSマイクの方が格段に小さいため,
感度が悪いのも無理はない.
そこで,音響ホーンを用いて開口面積を大きくし,感度の向上を試みた.
3Dプリンタで作成した超音波用の音響ホーン.
定量的なデータはとっていないが,聞き比べた感じでは,
トランスデューサと同等以上の感度が得られているようだ.
40KHz付近しか観測できない,という制約があった.
今回のバットディテクターでは,
広帯域で超音波を観測するためにMEMSマイク(写真右)を使っている.
ただ,トランスデューサは40KHz付近の感度は高く,
40KHzに限った感度の比較では,MEMSマイクは今一つな感じがする.
写真を見ればわかるように,
MEMSマイクの音響ホールは直径0.5mmしかない.
トランスデューサの方は,内部の振動板らしきものは,直径8mmほどある.
開口面積がMEMSマイクの方が格段に小さいため,
感度が悪いのも無理はない.
そこで,音響ホーンを用いて開口面積を大きくし,感度の向上を試みた.
3Dプリンタで作成した超音波用の音響ホーン.
定量的なデータはとっていないが,聞き比べた感じでは,
トランスデューサと同等以上の感度が得られているようだ.
Posted by Tetsuji at 22:09│Comments(0)